我が家の屋根はパミールだってよ。
我が家の屋根問題
屋根は塗装でいいでしょう
我が家は築１５年の建売戸建です。
この家に住み始めて８年が経とうとしています。
そろそろいい加減、外壁塗装しないとなぁなんて思いまして、しぶしぶながらショッピングモールにあるリフォーム会社に足を運んだのであります。
外壁の相談だったのです。築１５年。外壁の劣化が心配。
ただ、「足場を組むのにお金がかかるから、屋根一緒に塗装してしまった方がいい」なんて話を聞いたことがあったので、「屋根もやらなきゃダメなんだろうなぁ」とは思っていました。
なので屋根塗装込みの見積りをお願いすることにしました。
見積りは何社か取るべきだよなと思い、リフォーム会社の他に地元密着的な塗装会社に問い合わせをし、現地調査をしていただくことになりました。
この時は知らなかったのです。
我が家の屋根に「塗装」という選択肢は無いということを。
塗装は不可
最初にやってきたのは塗装会社の方。
一通り確認していただいた結果、我が家の屋根はパミールだということがわかりました。
塗装会社の言うことにゃ、この製品は塗装NGなんだそうな。カバー工法になるだろうとのことでした。
パミールのパの字も知らなかった私は寝耳に水です。
パミールとは、ニチハ株式会社さんが1996～2008年に販売をしていた屋根。
アスベストの使用が禁止された頃のノンアスベスト（無石綿）の初期の製品です。
劣化が進むと屋根材がミルフィーユ状に層状に剥がれてしまい、たとえ塗装してもすぐ剥がれてしまうので意味がないそうです。
我が家の屋根の現状を知り、ネットでもたくさん調べました。
ミルフィーユ…ミルフィーユ…。
回転寿司屋でも食べちゃうくらい好きだったミルフィーユ。
まさかミルフィーユという言葉でこんな気持ちになる日がくるなんて…。
前向きに捉える
現在まだ見積りはいただいていませんが、予定していた金額よりも２倍くらいかかりそうな雰囲気です。
外壁よりも屋根の方が深刻だとわかったので、屋根工事の専門業者にも見積もってもらうことにしました。
カバー工法の他に「葺き替え」という選択もあるみたいなのですが、我が家の屋根の状態からするとカバー工法で良さそうとのことなので、カバー工法で進めていきたいと思います。
カバー工法は２０～３０年持つらしいです。
未来のことはわからないので本当に３０年持つのかわかりませんが（疑いの心）、塗装の場合は１０～１５年後に再度塗装するなり、カバー工法を検討するなりしなければなりません。
点検は必要と言えども、最初のタイミングでカバー工法にしてしまえばその後のメンテナンスは楽なのかもしれません。
おわりに
今回の屋根＆外壁塗装での大出費は免れなくなってしまいました。
仕方がない、もっと倹約せねば！
屋根に関して（というか住宅全体に対してでもあるのですが）無知だったなぁと思います。
中古住宅の購入を検討している方は、ぜひ屋根にも注目してみてくださいね。
２～３０年後「正解だったな」と思えるように、相見積もりして慎重に決めたいと思います（不安）。
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