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築15年、屋根をカバー工法でメンテナンス

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パミールの屋根の家に住んでいます。(2006年築)
屋根材「パミール」は、塗装によるメンテナンスができないと言われています。

kogomi

え、じゃあメンテナンスどうするの?



今回は外壁のついでに屋根も塗装してもらおうと思ったら、屋根工事に約120万円もかかってしまった我が家のお話です。

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目次

パミールとは

我が家は建売の中古物件です。購入した2013年当時は築7年でした。
この物件の屋根材がパミールと知ったのは、外壁塗装を検討した昨年(2021年)のことです。

パミール

1996年~2008年に製造された屋根材。
アスベストの使用が法律で禁止され、ノンアスベストの屋根材第一号として発売された。

「ひび割れ」や「層間ハクリ」といった不具合が報告されているようなのですが、実際我が家も、屋根の一部がパラパラと落ちてきていました。

kogomi

まさか屋根材だとは思わず、「なんかタイヤのかけらみたいなのが玄関に落ちてる」と掃き掃除してる時にぼやいていました。

パミール屋根には塗装NG

屋根材が剥がれてきてしまうため、塗装をしても意味がないそうです。
塗装できない!?そんなこと言って、高額工事されてお金をぼったくられるのでは!?と警戒しがちです。
だけど我が家ではすでに「屋根パラパラ」を体験済みだったので、塗装NGの理由には納得できました。

カバー工法?葺き替え?

相談に言った時に、パミールのメンテナンスには2通りあると言われました。

  • パミールの上にルーフィング(防水シート)と屋根材を重ねる「カバー工法」
  • パミールを撤去し、新しい屋根材に替える「葺き替え」

葺き替えの方が高額になりますが、屋根を一新できる安心感があります。
「パミールにカバー工法は良くない」という記事を見たこともあり、どちらにするべきか、素人には判断が難しいところです。

kogomi

カバー工法で工事を終えた今でさえ、本当にこれで良かったのかわかりません。

一応、我が家の場合、3社に見積りを取り屋根に上ってもらって屋根の状態を見てもらったところ、3社ともカバー工法可能との回答でした。

最終的には金額と、終の棲家にする予定ではないということもあり、カバー工法で進めることにしました。

https://hokusoemitai.com/tuinosumikajyanai/

カバー工法

冒頭で話したとおり、おおよそ120万円かかりました。(約30坪、屋根約75㎡)

ルーフィング・屋根材
  • ルーフィング…タディスセルフカバー(約20年耐久)
  • 屋根材…スーパーガルテクト(軽量な金属屋根材)

業者選び

3社から見積もりをとりましたが、工事をお願いした業者は以下の理由から選びました。

  • 見積りが詳細だった
  • 工事保証がついていた
  • 問い合わせへの回答が早く、内容も細かかった

特に、見積りが詳細であったことが決め手でした。
契約した業者はルーフィングや屋根材の他、棟板金の下地に何を使用するかまで記載がありましたが、中には項目だけずらーっと書いてあって、品目が記載されていない業者なんかもありました。

kogomi

比較してみると全然ちがう!

おわりに

さて、カバー工法にして正解だったのか、この業者に頼んで良かったのか。
それを知るのはまだまだ先のことです。
結果が分かるのは、思っていたよりも早く不具合が出てしまった時か、
はたまたこの家を手放すその日まで支え続けてくれた時か。
どうにか後者であってほしいと願わずにはいられません。

この家に住み始めて初めてのメンテナンスでした。
見積りしたり比較したり、震える手で大金を振り込んだり。
とても労力のいることでした。

kogomi

できればもうやりたくない。

その点で言えばマンションだったら個人で外壁などのメンテナンスに悩むことはないし、賃貸なんて考える必要がないのだからストレスがないですよね。

一軒家を持つことの大変さをひとつ味わった気がします。
どうかどうか、屋根が長く家を守ってくれますように…。

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