私は専業主婦。
企業勤めではないので私のことではありませんが、
夫が務める会社では企業型確定拠出年金(企業型DC)があります。
あなたの会社では企業型DCを導入されていますか?
「そういえば、そんなものがあったなー。」と、頭の片隅におぼろげに記憶している方
いらっしゃいませんか?
私たち夫婦もそうでした。
そんなものがあったなー。
どんな商品選んでたっけなー。
今どんな感じになってるのかなー?
ほけー。
ほったらかされすぎた企業型DC
約10年前(結婚前)から始まった確定拠出年金。
それからずっと放置してきました。
年に2回来る資産状況のお便りもチラッとみてスルー。
私の感想。
なんか若干増えてるみたい。
これではいけない。
今までの運用
10年前、確定拠出年金なんていうものはよくわからない存在でした。
一応説明は受けた(当時私も同じ職場だった)のですが、何をおっしゃてるのかわかりません。
ハイリスクハイリターンを選ぶか、ノーリスクノーリターンってこと?
年金関係でハイリスクって大丈夫?
怖い!何だか怖いわ!!
私は100%元金保証型を選ぶわ!!
安心、安全。これ一番。
結局私はその後すぐ退職し、企業型DCも解約してしまったのですが、
もし働き続けていたとしても、元金保証型の商品のまま、運用し続けていたと思います。
そして夫はというと、私よりも少しばかりアクティブな人間だったようです。
50%を元本保証のつみたて年金、50%をバランス型の商品にしていました。
バランス型の内訳をみてみると下記のような配分でした。
日本株式 | 45% |
日本債権 | 20% |
外国株式 | 25% |
外国債券 | 10% |
日本株式が大部分(65%)を占めています。
これでも私の印象は「攻めてるな」でした。
元本保証型以外は「攻め」。
スイッチング
10年前、確定拠出年金なんていうものはよくわからない存在でしたが、
現在もまだ完全に理解できていません。(勉強中)
でも、このまま運用していくよりも海外に投資していく方が良いかもしれないという結論に達しました。
まだ自分の知識になっていない状態での資産運用。
将来のためのお金の運用なので、リスクという言葉にひるんでしまいます。
だけど夫も私も、投資家として完全な知識を得られるには相当な年月を要しそうです。
そもそも完全体になれる気がしない…。
月々の投資額が大きくないということもあり、スイッチング&配分変更をして、「外国株式100%」で進めていくことにしました。
スイッチング…投資信託を買い換えること
配分変更…運用商品の配分比率を変更すること
攻めるぜ!
注目した点
選ぶ時に注目したのは下記の点です。
- 信託報酬が低いこと
- 海外株式のインデックスファンドであること
- ベンチマークが何であるか
信託報酬
信託報酬とは、投資信託の運用や管理にかかる費用のことです。
低いもの(0.3以下の商品)のものを探しました。
インデックスファンド
投資信託には「アクティブファンド」と「インデックスファンド(パッシブファンド)」があります。
アクティブファンドは運用する際に基準となる指数(ベンチマーク)を上回る運用を目指しています。
コストは高いけれど、大きなリターンを獲得できる可能性があります。
インデックスファンドはベンチマークに連動することを目指しています。
コストが低く、平均的なリターンを得ます。
「攻めるぜ」とは言いましたが、こちらはインデックスファンドを選びました。
ベンチマーク
ベンチマークとは運用する際に基準となる指数(TOPIXや、S&P500など)のことです。
インデックスファンドはこのベンチマークに連動することを目指しているので、運用成績をはかる「物差し」となります。
外国株式インデックスファンド
なんやかんや言いましたが、結局のところ私たちが選べる海外株式はたった1つしかありませんでした。
よく聞く「楽天・全米株式インデックス」だとか「eMAXIS Slim米国株式」なんぞ無かったのです。
1つだけでもあっただけ良かったと考えるべきか…。
信託報酬…0.275%
ベンチマーク…MSCIコクサイ・インデックス
信託報酬が0.275%とちょっとお高めなのが残念なのですが、何とか0.3以下の商品が1つあって良かったです。
今まで積み立てていた分をすべてこちらの外国株式インデックスファンドへスイッチング。
今後も100%外国株式インデックスファンドでひたすらコツコツ運用していこうと思います。
おわりに
初めての配分変更、初めてのスイッチングはドキドキでした。
あとは「暴落」「含み損」などのワードに一憂せず、ただただ地道に積み立てていきたいと思います。
いやー終わったーなんて放置しそうですが、今後も知識は増やしていきたいところ。
吸水性の悪い脳みそをフル回転して学んでいきたいと思います。
▼つみたてNISAも始めました。